もうすぐ一年の最後のお楽しみともいえるイベント「クリスマス」 がやってきます!
みなさんは、このクリスマスに欠かせない存在「サンタクロース」 の起源や由来をご存知でしょうか。
だれかモデルがいるのか?それとも空想の人物なのか?
サンタクロースは実在の人物が由来といわれています。そしてサンタクロースが身にまとっている
衣装の色と言えば「赤」ですよね!これ衣装、なぜ「赤」なのか知ってますか?
そして、まりもが気になった日本に初めての登場した渋すぎるサンタクロース のことも
今回、あわせてご紹介していきますよー!
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も・く・じ
サンタクロースの起源・由来は「聖ニコラウス」
出典:ICONS
サンタクロースの起源・由来とされているのは4世紀の東ローマ帝国の都市ミュラ(現トルコ)の司教だった
「聖ニコラウス」 という人物といわれています。
この方、数々のすごい伝説をもっていて子供や立場の弱い人たちの味方になって寄り添い救った偉大な方なんですって!
「聖ニコラウス祭」
オランダやベルギーでは、12月6日には「聖ニコラウス祭」 というニコラウスを祝う祝日があります。そして、お祭りが毎年盛大に行われているんです。
この地方では、昔から聖ニコラウスはトナカイではなく馬に乗ってくるとされ良い子にはプレゼントをくれるけど悪い子にはムチを置いて行ったり、袋に入れられて連れ去られてしまうなんていわれています。
このような怖いお仕置きめいた教えがあり、いまのサンタクロースのイメージより怖い印象ではありますね。
でも、子どもたちは「聖ニコラウス祭」前日には歌を歌いプレゼントを楽しみに暖炉などのそばに靴を置いて眠ります。
ということは、オランダやベルギーの子供たちは
「聖ニコラウス祭」と通常の「クリスマス」と2回もクリスマスが楽しめるんですね!
聖ニコラウスの伝説とは?
すごい伝説ばかり!
聖ニコラウスの伝説には、さまざまな話があります。
とくに有名なのがある貧しい家庭に育った3人の娘たちのお話です。
このある家庭では貧しさから、娘を売らなければならなくなってしまいました。
このピンチに聖ニコラウスがこっそり夜に布に包んだ金塊を家の窓へ投げ込んで
娘たちを救ったといいます。
ほかにも、ある旅館の店主が子供たちを刻んでミートボールにしようとしていたところを
助けたり、死んだ子供をよみがえらせたりといった伝説があり、
聖ニコラウスの死後にも嵐の海から船を救ったなどの話が言い伝えられているのです。
このように聖ニコラウスはつねに、立場の弱い人や子供などを救ってきたため
立場の弱い人や子供などを守護する聖人 とされています。
サンタの服が赤い理由とは?
そして、サンタクロースの服は「赤」と現代では定着していますよね。
では、なぜ赤なのでしょうか。
もともとは、聖ニコラウスが司教の儀式で着ていた服が赤だったことがあげられます。
この司教の赤色の意味は
「自分が血を流したとしても、ほかの人たちを助ける」
というような意味があります。
聖ニコラウスの人生そのものをあらわしていたんですね!本当にすごい人。
しかし、当時は赤だけでなく青や紫灰色などさまざまな色の服を着ていました。
「サンタ=赤い服」が広まったのはある飲み物のおかげ!
出典:コカ・コーラ社HP
では、もともとは聖ニコラウスがサンタクローズのモデルと分かりましたが
「サンタさん=赤い服」 というイメージを世界中に広めたのは、なんとみんなご存知の
「コカ・コーラ」の会社だったんです!
毎年、そういえばクリスマス近くになるとコカ・コーラのサンタクロースのCM流れてるなー!
コカ・コーラ社さんも1931年(昭和6年)にサンタクロースの広告を出して世界中に定着していったとおっしゃっております。
1931年(昭和6年)にコカ・コーラ社がクリスマスキャンペーン用に、その当時コカ・コーラ社の広告アートを担当していたハッドン・サンドブロムに依頼して制作した広告によって、赤い服を着た、白髭で陽気な微笑を浮かべたサンタクロースが描かれました。以降、コカ・コーラの世界進出に伴って、このサンタクロースのイメージもあわせて世界的に定着していったと言われています。 出典:コカ・コーラ社HP
初めてコカ・コーラ社のサンタクロースの絵をかいた人が画家ハッドン・サンドブロムという方なんですね。
1931年(昭和6年)に描かれて以来、「赤い服に白いひげで陽気で楽しいサンタロース」 のイメージを世界中に広めていって、いまみたいな優しい太っちょのサンタクロースになっていったんですね。
日本で初めてのサンタクロースは「三田九朗」!
出典:国立国会図書館
そして、そしてまりもがすごく気になってしまったのが・・・
日本で初めて登場したサンタクロースの「三田九朗」 !
ええ、そうです「三田九朗」とかいて(さんたくろう)と読みます。
語呂合わせじゃないかいと突っ込みたくなるんですが、こちら日本で初めて
登場したサンタクロースさんなんですよ。
渋すぎるぜ!「三田九朗」
出典:国立国会図書館
日本に初めて、クリスマスがはいってきたのが明治21年ごろで少しづつ
クリスマスアイテムなども輸入されたりしていました。
そして、明治33年「北国の老爺 三田九朗(ほっこくのおやじ さんたくろう)」
という子供むけの本に初めて「日本のサンタクロース」が登場します!
ストーリーは、寒い冬に行き倒れた老人を少年が救い、看病して翌年のクリスマスに
その老人は三田九朗と名乗り少年の枕元ににお米やおもちゃなどをたくさん置いていくという
今でいうサンタクロースが子供にプレゼントを届けるというようなお話になっています!
北國のおじいさんを助けたら、サンタになっていろいろなものをくれたよというようなストーリーですが
三田九朗はトナカイではなく「ろば」 を連れていて
そりでなくろばに「かご」をのっけてやってくる という
「三田九朗なんて渋い!サンタクロースなんだ」とまりもは、しびれてしまいました。
最後の少年が「三田九朗 萬歳(ばんざい)!」「クリスマス 萬歳(ばんざい)!」
と何度も言って喜んでいるのがプレゼントをもらい喜んでいる子供の姿を連想させますね。
まとめ
- サンタクロースのモデルは「聖ニコラウス」!
- サンタクロースの赤い服の意味は「血を流してでも他人を助ける」!
- 赤い服の優しいサンタのイメージを広げたのはコカ・コーラ社!
- 日本初のサンタその名は「三田九朗」!
- 三田九朗はろばに乗ってかごにプレゼントを入れてもってくる!
みんながウキウキ楽しくなるようなクリスマスや優しいサンタクロースになるまでは
いろいろな歴史や理由があったんだなとあらためて、まりもも勉強になりました!
しかし、クリスマスが2回楽しめるオランダ・ベルギーの子供たちっていいよねー!
そして、とにかくしつこいくらい言ってますが三田九朗って渋くて好きだなー!
日本のサンタクロースも捨てたものではないなと思いました。
みなさま、今年も家族やお友達と楽しいクリスマスを過ごしてくださいねー!
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